ティボリ Tivoli

ラツィオ州 ローマ県

ヴィッラ・デステ(エステ家の別荘)とヴィッラ・アドリアーナ(ハドリアヌスの別荘)のふたつが、ユネスコの世界遺産に登録されています。

ティボリの街は Tibur という重要な古代都市でした。


見どころ

ヴィッラ・アドリアーナ(ハドリアヌスの別荘)

ユネスコ世界遺産。ハドリアヌス帝の別荘の一部「カノプス」と呼ばれるようになった泉水。エジプトのカノプスの街にあるセラピス神殿とナイル川からのエウリプス運河を擬したと考えられていた。セラピス神殿と呼ばれる半円形の広い部屋を持つ建物は、食堂として用いられていたそうです。水辺の綺麗な景色を眺めながらの食事なんて素敵ですね。


ヴィッラ・デステ(エステ家の別荘)Villa d'Este

ユネスコ世界遺産


ヴィッラ・グレゴリアーナ

Manlio Vopiscoとも呼ばれるローマ帝国時代の遺跡。アニエーネ川の水を利用したの100m以上の大きな滝(La grande cascata)が見られます。一時間ほどの散歩コース。有料。

ヴェスタ神殿 Templi di Vesta e Sibilla

紀元前1世紀頃の神殿。


グレゴリアーノ橋(Ponte Gregoriano)

1826年の災害の後に、1835年に作られた橋。1944年に大戦で壊されてまた修復。


ティボリ鉱泉(ティボリ・テルメ)


サンタ・マリア・マッジョーレ教会

468-483年頃からの歴史で、13世紀に再建。16世紀に枢機卿イッポリート・デステ( Ippolito II d'Este)が今のエステ家の別荘に改築。

ファサードはロマネスクだが、正面入り口がゴシック。バラ窓と入り口の間の、ゴシック建築の壁龕(へきがん)またはニッチ(イタリア語 Nicchia)と呼ばれる凹みは、大変珍しい。

右の扉はエステ家の別荘(Villa d'Este)の入り口。

教会内部。コズマーティ様式の床。

Madonna delle Grazie。枢機卿イッポリート・デステのお墓が隠されています。


大理石の壁祭壇(Tabernacolo marmoreo )15世紀


トレント広場のイゴール・ミトライ

ポーランドの美術家の作品

Fontana di Igor Mitoraj in Piazza Trento


ピウス2世の城 ロッカ・ピーア城 Rocca Pia

教皇ピウスⅡ(1458-64)が、外敵と市民の反乱から自らを守るために、1461年に建てた立派な城。

1400年代後半から1500年の教皇は夏をここで過ごすのが通常だったようで、人を招いて長期間、避暑に使っていました。そのメンバーの中には、ミケランジェロやラッファエッロも。

1870年から1960年までは牢屋として使われていましたが、現在は見学不可です。


ローマ(もしくはブレーソ)の円形闘技場(Anfiteatro Romano o di Bleso)

紀元2世紀に作られた、剣闘士競技などの見世物が行われた施設。1948年に再発見されました。ここでもコロッセオと同じようにグラディエーターの戦闘が行われていました。

(次回散策の課題)


ドゥオーモ Parrocchia San Lorenzo

紀元5世紀頃のローマ帝国時代のフォロ(市民の集会所)があった場所に、この街のドゥオーモがあります。1635年に今のバロック様式で、ロマネスクの鐘楼がある教会になったそう。聖なる扉もありました。


ドゥオーモ周辺の見どころ

隣には市民のための体を洗う場所

Mensa Ponderaria 

フォロで使う測りなんかを置いておく場所だったようです。


トレビオ通り Via del Trevio 

平日に来るとお店が開いていて、ショッピングも楽しそう。

2016年7月に訪れた時に見た、Alessio Damianiさんのアート作品。素敵でした。140本も傘が私達の頭上を飾っています。


お気に入り店

アンティカ・トラットリア・デル・ファルコーネ Antica Trattoria Del Falcone

Via Del Trevio, 34

たった13ユーロのセットメニュー!



プレビシート広場

最近綺麗になったこの広場は、1900年台前半はフルーツ市場が毎日出ていたそう。

この広場の、ゴシックな窓のある

サン・ビアージョ教会


ガリバルディ広場

2009年に設置されたアーチ型のモニュメントがあります。


中世後期の家 CASA GOTICA

Profferlo と呼ばれている中世後期の建築。家の外に階段が設置され、階段下には出入り口があります。通常は、工房や、カンティーナ(蔵)として使われていたそうです。

特に、ラツィオ州のヴィテルボ県でよくみられる建築です。


街散策のポイント

死者の扉

via della Missione 22、via dei Ferri 39、via dei Serci 広場の手前、via postera 33,Piazza del Colonnato Casa Gotica,via del Colle 74(1800年代後半の扉),Piazza Domenico Tani(Criptoportici Romani),via Riserraglio 4(monogramma di San Bernardino が2つある)via del tempio d'Ercole 28 とvia della Canonicaに入ってすぐのふたつ、via di San Valerio 57.29のふたつ,via Domenico giuliani (palazzo Bandini-Piccolomini 109)


Monogrammi di San Bernardino IHS


サン・シルヴェストロ教会

12世紀 ロマネスク様式


サン・ピエトロ・アッラ・カリタ教会

カンピテッリ広場にある教会。外見からはわからないですが、ローマ時代の家の上に建てられました。教会内のコズマーティ様式の床と、12世紀のフレスコ画が見所。


Chiesa di San Giovanni Evangelista

アントニアッツォ・ロマーノの内陣フレスコ画連作がある。

(次回訪問)


エルコレ・ヴィンチトーレの聖地 Santuario d'Ercole Vincitore

次回、見学の遺跡  要予約

ヴィッラ・デステから見えるエルコレ・ヴィンチトーレの聖地


特産物

ピッツテッロ Pizzutello ぶどう

コーンの形をしていて、ジェリービーンズのように甘いのが特徴。イッポリート・デステがフランスから輸入したと言う説もある。赤いピッツテッロは女性の目を素敵にすると信じられていたため、白ぶどうは男性が食べてたとか。長くティボリに滞在していた音楽家のフランツ・リストも1日に3回食べていた。


町並み写真集

ドゥオーモ方面のお気に入りの景色


ブログ

EDICOLANTEのイタリア小さな可愛い街の旅行記とコラム

イタリア在住15年。現在住んでいるローマを中心に旅した記録をまとめるサイトです。 ブログは、ほぼ毎日アメーバブログで書いています。 http://ameblo.jp/edicola コラムニスタとしてイタリア関連の記事も書いています。 お気に入り旅写真をアップし、地域別におすすめイタリアの小さな可愛い街の旅行記をまとめていきます。

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