マドンナ・デイ・モンティ広場の噴水 Fontana di piazza della Madonna dei Monti
マドンナ・デイ・モンティ広場の噴水(Fontana di piazza della Madonna dei Monti)は、古代のヴィルゴ水道の修復が終わり、シクストゥス5世のフェリーチェ水道がローマ市内に流れるようになった時に、モンティ地区に造られた噴水である。
当時はヴィミナーレの丘やクイリナーレの丘には水が不足していたため、多くの噴水を設置することとなった。
1588年、シクストゥス5世は、既に1580年にこの広場の教会の設計をしているジャコモ・デッラ・ポルタに依頼。バッティスタ・ルスコーニが制作。トラヴァーチンの八角形の水受けに4家の紋章がつけられ、1595年にジローラモ・デ・ロッシにより完成された。
17世紀末、教皇インノケンティウス11世が修復。1880年に修復された碑文が水受けの外側に彫られている。
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