サンタ・マリア・アイ・モンティ教会 Chiesa di Santa Maria ai Monti
バロック様式。ジャコモ・デッラ・ポルタ設計。1580年。
13世紀のクララ修道院の教会だった場所を再建。ローマにおけるイエズス会の2番目に重要な教会である。
伝説
修道院として使われなくなった後、聖母子と聖人の壁画がある部屋は納屋として使われていた。
1579年4月に地震のような揺れがあり、人々はスピリチュアルなものを感じた時、壁の聖母子画から”子供たちを守るように”と祈る声が聞こえた。と言う奇跡が起こった。
それからというもの人々は毎日教会を訪れ病気や怪我が治るように祈ったという。その噂はグレゴリウス13世にも伝わり、教会を再建することが決まった。
外観
ヴィニョーラ設計案がいくつかあったが、枢機卿のアレッサンドロ・ファルネーゼには気に入られず、若いジャコモ・デッラ・ポルタの設計案が採用された。
教会内部
単廊で側面にはそれぞれ3つの礼拝堂がある。アプスと翼廊がある。
ジャコモ・デッラ・ポルタ設計の主祭壇には奇跡の聖母子画が見られる。
パイプオルガンがある。
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