パンフィーリ宮(ブラジル大使館)Palazzo Pamphilj
パンフィーリ宮(ブラジル大使館)Palazzo Pamphiljは、ナヴォーナ広場にあり、1920年から現在はブラジル大使館として使われている。1644-50年の間に建設。バロック様式。
歴史
1630年の後期ルネッサンス様式の有力貴族のパンフィーリ家の邸宅があった場所に、ジローラモとカルロ・ライナルディにより設計開始された宮殿だが、依頼主のGiovanni Battista Pamphiljが、1644年にインノケンティウス10世として教皇になったため、プロジェクトが変更された。教皇の家族の宮殿として使うため、フランチェスコ・ボッロミーニも呼ばれ建設に参加した。
外観
ファッチャータ
ファッチャータはフランチェスコ・ボッロミーニの設計である。
教会に面した外壁には“セルリアーナ(serliana)”と呼ばれる様式の窓がある。
中庭
中庭は3つある。
ふたつの中庭の間に、”パレストリーナ”と呼ばれるアーチ屋根のある大きなスぺ―スがある。
建物内部
中庭が3つあるため、館内は明るく多くの部屋があり、2階には23のフレスコ画装飾された部屋がある。
Giacinto Gemignani, Gaspard Dughet, Andrea Camassei, Giacinto Brandi, Francesco Allegrini, Pier Francesco Molaらの壁画作品
長いギャラリーはフランチェスコ・ボッロミーニの設計。1651-1654年、ピエトロ・ダ・コルトーナによるフレスコ画『エネア伝説』
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2018.05
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