サンタ・マリア・イン・トリビオ教会 Santa Maria in Trivio

トレビの泉の裏のクロチーフェリ広場(Piazza dei Crociferi)にある537年以前から存在する教会。

現在見られるのはバロック様式。ローマ教皇グレゴリウス13世(Papa Gregorio XIII)の命で、ジャコモ・デル・ドゥーカ(Giacomo Del Duca)設計。1575年に完成。1675年3月5日に聖別された。

トラバーチン製のファサード。偽物の窓がある外観。


15世紀頃までは Santa Maria in Xenodochio もしくは、もっとシンプルに  in synodo と呼ばれていた。537年にゴート族から開放された後の、ユスティニアヌス皇帝やベリサリウス将軍の時代に、巡礼者と病気の信者のための宿舎と教会だった。

現在の名前のイン・トリビオは、"3つの通りの交差点 Santa Maria all'incrocio-di-tre-strade"という意味がある。

内観は一廊式、側面に4つの礼拝堂がある。

天井には、アントニオ・ゲラルディ(Antonio Gherardi リエーティ 1638年9月20日 – ローマ 1702年5月10日)の貴重な金の漆喰装飾と壁画がある。



参考 

公式HP

ローマ市HP


アントニオ・ゲラルディ Wikipedia

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