サンタ・マリア・イン・ドムニカ・アッラ・ナヴィチェッラ聖堂 Basilica di Santa Maria in Domnica alla Navicella

チェリオの丘のローマ時代の遺跡上に、7世紀に、貧しい人々を助けるため小さな礼拝堂が建てられた。紀元前6世紀頃から、古代街道の合流交通地点で、城壁内の夜間交通警察が待機し、火事が起こってないか、この高い丘から監視していた兵士の施設があった場所である。

別名船のマリア様の教会(Santa Maria alla Navicella)とも言われている。


外観


★ ファサード

1500年代、教会の持ち主であり、後にレオ十世となった、枢機卿ジョヴァンニ・デ・メディチ(ロレンツォ・イル・マニーフィコの息子)がアンドレア・サッソヴィーノAndrea Sassovino)に依頼。ルネッサンス様式。

中央には丸いバラ窓と2つの窓。ポルティコは、5つのアーチとドーリア様式のピラストリ。

最上部の紋章は、ローマ教皇インノケンティウス8世の紋章と、枢機卿ジョバンニフェルディナンド・デ・メディチの紋章


★ 船 Navicella

ファサードと同じく、1500年代の枢機卿ジョヴァンニ・デ・メディチが依頼したアンドレア・サッソヴィーノ作の白の大理石とトラバーチン製の彫刻。

古代ローマの船(Galera romana)の彫刻のコピーである。オリジナルは、コロッセオ近くで発見された古代ローマの船の彫刻である。

航海の神イシデに捧げられたもので、ローマに来航していたエジプトの船乗りのためか、または、コロッセオ船上レース時の、船舶される場所の装飾だとも考えられる。

1931年に現在の位置に、噴水として設置された。フェリーチェ水道

平らな水受けには、モザイク装飾されており、魚と乗船所の絵が見られる。


★ 塔


★ 鐘楼

帆形の鐘楼は1714年製で、鐘はもっと古く1288年製。



教会内部


★ 主祭壇



★ 祭壇後ろの壁画

アプスのモザイクの下の壁画は、17世紀、ラッツァッロ・バルディ(Lazzaro Baldi)の作品。


★ 床


★ 中央廊の上の壁のフレスコ画

20世紀にジュゼッペ・チェラッキーニ(Giuseppe Ceracchini)により身廊の壁面アーチ上部分のフレスコ画が描かれ、アプス下の2つの古代のサルコガスがある地下祭壇が修復された。


★ 木製天井

メディチ家の家紋と神殿。



★ ファッチャータの裏

教会正面裏には、チェリオのミリタリー病院の礼拝堂のために作られた、パイプオルガンと聖歌台がある。



写真集

朝方の太陽光がステンドグラスを通して入り、教会内が照らされ神秘的。

隣のチェリモンターナ公園の入り口

地下鉄工事中は、教会内も補強されているため、モザイクや壁画が見学不可となっている。


Basilica di Santa Maria in Domnica alla Navicella 

Via della Navicella, 10, 00184 Roma RM

時間 8.30-12.30、 16.30-19.30 


ブログ

2018.12.25

2016.05.01

2015.02

2014.06.21


参考

Wikipedia

Viaggi di Raffaella

EDICOLANTEのイタリア小さな可愛い街の旅行記とコラム

イタリア在住15年。現在住んでいるローマを中心に旅した記録をまとめるサイトです。 ブログは、ほぼ毎日アメーバブログで書いています。 http://ameblo.jp/edicola コラムニスタとしてイタリア関連の記事も書いています。 お気に入り旅写真をアップし、地域別におすすめイタリアの小さな可愛い街の旅行記をまとめていきます。

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