サンティ・クアットロ・コロナーティ教会
サンティ・クアットロ・コロナーティ聖堂(Basilica dei Santi Quattro Coronati)は、コロッセオとサン・ジョヴァンニの間のチェリオの丘の上の一番高い場所に建つ教会。
建設開始は4世紀で、595年以前から存在していた。
教皇レオ4世により改築されたが、1084年のノルマン人の侵入、12世紀の火事で大損害を受けた。教皇パスカリス2世が修復したが、規模を縮小させた。13世紀の改修で、要塞のように変えられ、教皇の隠れ家、修道院などに使われた。
外観
前中庭
1623年、枢機卿ミッリーニが、教会の名前の由来になる
サンティ・クアットロ・コロナーティ伝説(四人の歳冠聖人)のフレスコ画
を描かせた。
ディオクレティアヌス帝の時代の四人の兵士
セウェルス、セウェリアヌス、カルポフォルス、ウィクトリアヌス。
1912年、1957年に、カロリング朝の円柱や地下祭室などを発掘。
入り口はじめの中庭の右側。教会の規模を縮小したのがわかる。
★ サンティ・クアットロ・コロナーティの塔
サンティ・クアットロ・コロナーティの塔(Torre dei SS Quattro Coronati)は、レオ4世の初期キリスト教会の再建時、9世紀に建てられた塔で、ラテラノ宮殿を守る役割をする要塞であった。サンタンジェロ城がヴァチカンを守るために建造されたのと同じことである。
鐘楼となっている塔は修道院入り口の四角い柱廊の中に建てられているため沈んで見え、棚付きの枠が上にある。
Memoria del cardinale Alfonso Carrillo de Albornoz 探す
教会内部
1500年代の木製の天井は16世紀。
13世紀の大理石モザイク、コズマーティ様式の床。
★ サンタ・バルバラ礼拝堂
ビザンチンのフレスコ画があり必見。
★ サン・シルヴェストロ礼拝堂
★ ゴシックの部屋
L’Aula Gotica
見学するには予約が必要。
★ 13世紀の回廊(キオストロ) が美しい中庭と大理石の噴水。
日曜日は閉まっている。 有料。2ユーロ。
クアットロ・コロナーティ通りをさらに上ってサン・ジョヴァンニ方面へ行く道。
コロッセオ方面からクアットロ・コロナーティ通りを上る道。
Basilica dei Santi Quattro Coronati
Via dei Santi Quattro, 20
ブログ
参考
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