サン・エリージョ・デイ・フェッラーリ教会 San Eligio dei Ferrari

サン・エリージョ・デイ・フェッラーリ教会(San Eligio dei Ferrari)は、1453年、ニコラス5世がフェッラーリ大学として建てたもので、何度も教会名が変わった。

この教会があった場所には、サン・ジャコモ教会があり、近くにサン・マルティーノ教会があったが、製粉所として使用されることになった後、現在のサン・エリージョ・デイ・フェッラーリ教会が建てられた。サン・ジャコモと、サン・マルティーノ、そして、6世紀の金細工職人聖エリギウス(San Eligio di Noyon)に捧げる教会である。


外観

トラバーチンの土台に、レンガでつくられており、壁には2本の帯状の円柱デザインで区切られたデザイン。上部には聖人像が置かれていた。


教会内部

大理石装飾の単廊式。

1600年代のフェッラーリ大学の紋章の入った格子天井と聖歌台。

アプスのガラス窓には大学の紋章。


1640年の主祭壇には、1500年代の布に描かれたジローラモ・シチョランテ(Girolamo Siciolante)の作品『聖母と天使に冠をわたされた小さなイエスと聖マルティーノ、聖ジャコモ、聖エリージョ(Madonna e il piccolo Gesu incoronata degli angeli e i Ss.Martino,Giacomo sd Eligio)』がある。





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