サン・ジョヴァンニ・デコッラート教会 San Giovanni Decollato
サン・ジョヴァンニ・デコッラート教会(San Giovanni Decollato)は、1400年代後期に、中庭と修道院、小礼拝堂と共に建てられた。1490年、教皇インノケンティウス8世がフィレンツェのフラタニティの教会建立のため土地を提供した。
黒いフード帽をかぶった死刑囚が、反省と死を迎え、墓を用意するための儀式などをしていた。
★ ミケランジェロ
フィレンツェから呼び寄せた職人の中にフラタニティに参加していたミケランジェロもいた。
外観
ファッチャータはルネッサンス様式、1504年のレンガ造り、ふたつのシンプルな壁龕と、窓がある。入り口はふたつの階段を上がったところの高い位置になる。
柱廊 歴史の部屋”Camera Storica” 小礼拝堂(?)
柱廊から有名な歴史の部屋”Camera Storica”に入れる。ミニ博物館のようになっており、フィレンツェのマニエリズム画家たちのフレスコ画『洗礼者ヨハネの生涯』で飾られている。
ベアトリーチェ・チェンチの頭部、ジローラモ・ブルーノのフード帽などが保存されている。
中庭
1535-1555年の中庭で、クレメンテ8世が修復。回廊の壁面には墓石、1300年代のライオン像、16世紀のサンセバスティアーノ像がある木製祭壇が並ぶ。
7つの女性専用のBotola(地下墓所?)がある。
サルヴァトル・ローザ(Salvator Rosa)の作品も次回探す。
教会内部
単廊式
主祭壇
教会名にもなった、1553年のジョルジョ・ヴァザーリ作『洗礼者聖ヨハネの斬首』の板絵がある。
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