サンタンジェロ・イン・ペスケリーア教会 Chiesa di Sant'Angelo in Pescheria
8世紀、教皇ステファヌス2世が建設。オッタヴィアの柱廊の遺跡の上に建設された。中世以降この地域で魚市が出ていたため”Pescheria=魚屋”と付いた教会名である。
★ ティヴォリの聖シンフォローザと聖ジェトゥリオ
1610年の発掘で石棺と、”Hic requiescunt corpora SS. Martyrum Simforosae, viri sui Zotici (Getulii) et Filiorum ejus a Stephano Papa translata”と書かれた碑文が見つかったことで、752年にステファヌス2世が、ハドリアヌス帝の時代に生き迫害に遭い殉死したティヴォリの聖シンフォローザ(Santa Sinforosa)と聖ジェトゥリオ(San Getulio)と彼らの子供たちの聖体をこの教会へ移したことが判った。
外観
ファッチャータと呼ばれる立派なものはなく、オッタヴィアの柱廊遺跡を利用した入り口がある。
教会内部
★ ベノッツォ・ゴッツォリ
北の側廊の祭壇
1447-1450年、ベノッツォ・ゴッツォリのフレスコ画『王座の聖母と天使』がある。
次回見学メモ
★ ジョルジョ・ヴァザーリ作『聖アンドレーア』
★ ジャコモ・デッラ・ポルタ作
San Francesco Caracciolo礼拝堂の祭壇
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