サン・ビアジョ・デッラ・パニョッタ教会　San Biagio della PagnottaまたはChiesa di San Biagio degli Armeni

サン・ビアジョ・デッラ・パニョッタ教会（ San Biagio della PagnottaまたはChiesa di San Biagio degli Armeni）は、アルメニアの聖人ブラシウス（S. Biagio）に捧げられた教会である。

★　パニョッタ＝パンの教会

毎年2月3日の聖人の日、貧しい人にパンを配っていたためパニョッタ＝パンの教会と呼ばれるようになった。

★　アルメニアの聖人ブラシウス

アルメニアの聖人ブラシウスは、喉の痛みや家畜の守護神である。ブラシウスは医者だったが、316年ローマ人によるキリスト教迫害で羊用の鉄の櫛で引き裂かれ、 最後は首を落とされ殉教した。

喉に骨を詰まらせた人を助けた伝説がある。

歴史

教会内に”1072年に建立”と書かれた碑文がある。1439年まで修道士が減り、 エウゲニウス4世（Eugenio IV　1431-47）の時代に”サン・ビアジョの喉（gola di S.Biagio）” がこの教会に保管され 喉の聖人になった。 世界中に聖体があるが、ローマから近いところではフィウッジに伝説がある。

テヴェレ川のこの辺りに砂利が溜まったことも関係し、“de Cantu secuto”と言ったことが有名。（次回調べる）

外観

教会内部

★　ピエトロ・ダ・コルトーナ

ピエトロ・ダ・コルトーナの『聖餐を崇拝する天使たち（ Angeli in atto di adorare il Sacramento）』 がある。

”1072年に建立”と書かれた碑文。

情報

ジュリア通り