スパーダ宮と絵画館 Palazzo Spada
ルネッサンスとバロックの間の頃1530年~1610年頃のマニエリスム様式。
現在は建物を国務院として使われているが、一部に国立絵画館が入っており、一般公開している。
外観
★ファサード
ニッチ(壁龕)には、古代ローマ人の漆喰肖像彫刻8体
上、マルクスとカエサル
中庭ファサードは神話の神
ブルート、ウェヌス(ヴィーナス)、マルス
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★国立絵画館
17世紀に住んでいた2人の枢機卿による絵画コレクション。中世の屋敷の部屋がそのまま残されている。展示方法が興味深い。
ヴァランタン、ホントホルスト、グエルチーノ、レーニ等の作品。
★ ボッロミーニ設計の『遠近法の間』Colonnata Prospettica
1653年~1654年、フランチェスコ・ボッロミーニ(Francesco Borromini)設計。ベルナルディーノ・スパーダ枢機卿の為に作られた、アンドローネと言われる建物内を通過するアーチのある通路。
遠くに背丈程の像があるように見えるが、実際の像は90cmしかなく、8.82mの長さの廊下が37mもあるように錯覚する遠近法を使ったトリックアート。奥に行くほど廊下を高く、天井を低く、円柱は間隔を狭くしている。ヴィスコンティ家に仕えた建築家・数学者であったボッロミーニの父にアドバイスをもらっている。
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2016.12
参考
Wikipedia
Smartraveller
Roma Segreta
Viaggi di Raffaella
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