サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会 Sant'Andrea della Valle
車の往来が激しい大きな通り、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世通りにあるサンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会。壮大なファサードが目を引く。16世紀末に建築開始、17世紀にカルロ・マデルノが全体のデザインを担当。多くの偉大な芸術家が手掛けた教会である。
プッチーニのオペラ『トスカ』のワンシーンで有名。
外観
ファサード
1665年、ファサードの最終的なデザインはカルロ・ライナルディ。
★ サンタンドレーア・デッラ・ヴァッレの噴水
サンタンドレーア・デッラ・ヴァッレの噴水(Fontana di S. Andrea della Valle)もマデルノ作。1614年に作られた噴水だが、かつては他の場所にあり、1957年に広場の整備のために移設された。羽を広げたドラゴンと鷲のデザイン、ローマ教皇パウルス5世の紋章が付いている。
クーポラ(円屋根)
ヴァチカンのサン・ピエトロ寺院の次に高いクーポラ。1622年、カルロ・マデルノ設計
何故か片側にだけ天使像が。キージ家のマークの山と星。
教会内部
バロック様式。色の付いた大理石や金の装飾、たくさんの人物像、聖人の絵画などで装飾された。
★ ミケランジェロの『ピエタ』のコピーは、ジャコモ・デッラ・ポルタによるものだとされている。(? 次回確認)
情報
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