サン・ヴィターレ聖堂 Basilica di San Vitale
モンティ地区のナツィオナーレ通りにある教会。正確にはBasilica dei santi Vitale e Compagni martiri in Foveaという。紀元前4世紀の教会で、現在に至るまで何度も修復された。
ローマ教皇グレゴリウス1世の命で、ミラノ生まれの聖人プロタースィオとジェルヴァスィオ兄弟(Santi Protasio e Gervasio)と彼らの両親、聖ヴィターレ(San Vitale)と妻の聖女ヴァレリア(Santa Valeria)に捧げられた教会をつくった。
ローマ教皇インノケンティウス1世が402年に三廊式に改修し列聖した。
出土品
カピトリーノのヴィーナス Statua della “Venere Capitolina”
紀元2世紀頃。大理石。オリジナルは紀元前4世紀の最も有名なアッティカの彫刻家、プラクシテレス(Prassitele)作のヘレニズム期のギリシャ彫刻の影響がある。ヴィーナスの羞恥心を示した有名なポーズで、コピーも多数ある。 現在はカピトリーノ美術館に収蔵。
ナツィオナーレ通りにある、Basilica di San Vitaleにて1667-1670年に出土。
Dati di acquisizione: Dono di Benedetto XIV (1752)
参考
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