コンティの塔 Torre dei Conti

カブールとフォーリ・インペリアーリ通りの間にあるコンティの塔(Torre dei Conti)は、 平和のフォロ(Foro della Pace)に4つあった神殿のうちのひとつ、地の神殿(Templum Telluris)跡の上に建てられた。 その威厳さから大きな(偉大なる)塔を意味するTurris Magnumとしても知られており、詩人ペトラルカにも語られている。

アナンニを統治していたピエトロ・コンティが建設した9世紀の要塞の一部で、地震で地盤の29mの高さしか残っていないが、50mはあったと言われている。  

12世紀のマルキオンネ・アレティーノは基盤ごと改修した。 コンティ家のインノケンティウス3世はこの家と塔は、サンピエトロからラテラノまでの行列を保護し、教会の力を表していることを示し、教会の資金を使った。後、1203年に上院の所有となり、伯爵の手に戻った。 

14世紀から18世紀にかけて、コンティ家一族であるポリ伯爵に渡された。 1630年と1644年の崩壊後、教皇アレクサンダー6世は塔を補強。  

四角い本物のタワーハウスで、望遠鏡のように、3つの建物が内側に並んで構成されていた。フォロから回収されたトラバーチンで覆っていたが、16世紀に塔から取り外されピア門(16世紀)を建設した。  


17世紀から19世紀まで、塔は納屋と石炭貯蔵所として使用されていた。現在は協会や事務所のオフィスである。

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