アンフィテアトロ・カストレンセと小さな教会 Anfiteatro Castrense

現在教会の植物園となっているローマ帝国時代の競技場跡が興味深い。円形劇場の遺構を利用して建てられた小さな教会もある。


ローマ共和国時代
紀元前42年~紀元前38年

★ ウァリイ庭園 Horti Variani

セウェルスの家系であったウァリイ家の邸宅が建っていた場所を、メチェナーテが改造した。3世紀頃にはウァリイ庭園(Horti Variani)と呼ばれていた。


218年から222年頃

ローマ皇帝セプティミウス・セウェルス帝 (Settimio Severo)やヘリオガバルス帝(Elagabalo)がこのゾーンを改造し、アンフィテアトロやウァリイ競技場、ニンフェウムなどを建造した。


★ ローマ帝国時代の円形競技場 アンフィテアトロ・カストレンセ

218年から222年頃建設。“カストルム”は皇帝の宮殿を意味する、皇帝のための劇場を建設。長い方が88m~75,80m。3500人収容可能であった。周辺には待機場なども建設。

上の写真が正面玄関で、入り口が4つあった。カストレンせ通りから外観の遺構が見れる。


★ サンタ・マリア・デル・ブオナユート教会 

Chiesa di Santa Maria Del Buonaiuto



現在

★ サンタ・クローチェ・イン・ジェルザレンメ聖堂の修道院の畑

現在は円形劇場内は修道院の植物園や畑として使われている。

予約をすれば見学可能。





写真集

ノラ通りより



ブログ

2020.09



参考

Wiki

インペーロ・ロマーノ

ローマ市HP

EDICOLANTEのイタリア小さな可愛い街の旅行記とコラム

イタリア在住15年。現在住んでいるローマを中心に旅した記録をまとめるサイトです。 ブログは、ほぼ毎日アメーバブログで書いています。 http://ameblo.jp/edicola コラムニスタとしてイタリア関連の記事も書いています。 お気に入り旅写真をアップし、地域別におすすめイタリアの小さな可愛い街の旅行記をまとめていきます。

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