サント・ステーファノ・デル・カッコ教会 Chiesa di Santo Stefano del Cacco
この教会はイシス神殿(Iseo Campense)遺跡の上に建てられた。多くの神殿装飾品、ヴァチカンにある松の実の彫刻、エジプト神話のチノチェファロ像(猿)、カピトリーノの丘の階段コルドナータに置かれているライオン像が発見された。
ローマのあらゆる場所にあるFlaminio Vaccaの作品も見つかっている。
教会が建物に埋まっているようなつくり。
1607年に建設開始。
オリジナルは、サント・ステファノ・デ・ピーナ(Santo Stefano de pinea松の実の聖ステファノの意味)と呼ばれていた。イシス神殿でローマ時代の松の実が発見されたので、この地区はピーニャ地区と呼ばれるのと関連している。
また、カッコ(cacco)と呼ばれるようになったのは、macaco=教会前にエジプトのcinocefalo(猿の神)に似たものが教会前に置かれていたことからだが、実際は、エジプトの神アヌビス Anubi(犬の神)だった。
オリジナルは9世紀のpapa Pasquale1世の時代だが、1607年にアプスのモザイクが損傷。
12世紀に鐘楼、現在では修道院とアプスが隣に増設。
1563年 Papa Pio IV はPadri silvestriniに贈与。
教会は同じ教皇により1607年に修復され、1700年代1800年代にも修復。
教会内部
バジリカ式の3廊。ペリン・デル・ヴァガ(Perin del Vaga)のフレスコ画『Cristo in pietà』、アプスには、クリストーフォロ・カゾラーニ(Cristoforo Casolani)の『Martirio di santo Stefano』がある。
左廊
Cappella SS Nome di Maria
祭壇 19世紀 作者不明 イエス・キリストの顔
両壁には1639年のジョヴァンニ・バリオーネの油絵。
十字架の祭壇 湿気で損傷した壁画
ブログ
参考
Wiki
Flaminio Vacca
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