十二使徒教区教会 Parrocchia Santi XII Apostoli
ローマのバジリカはローマ神殿や遺跡の上に建てられたが、唯一このバジリカだけはそうではなかった。
オリジナルは6世紀のバジリカ式教会であったが、1348年の震災でダメージを受け、15世紀にコロンナ家の教皇マルティヌス5世(Papa Martino V)と、デッラ・ロヴェーレ家の教皇シクストゥス4世(Papa Sisto IV)が修復した。
外観
1701年から1714年の間に、フランチェスコとカルロ・フォンターナ設計で、全面的にバロック様式に改修。
1827年ヴァラディエ設計の新古典主義のファサードが付けられた。
ポルティコ 玄関の列柱廊
15世紀のバチョ・ポンテッリ設計の列柱廊と建物があるが、1681年にカルロ・ライナルディが屋上階で閉ざし、キリスト像と十二使徒像を加えた。
カノーヴァ『ジョヴァンニ・ヴォルパートの墓碑』
ポルティコの左には、1804 - 1807年のカノーヴァの彫刻『ジョヴァンニ・ヴォルパート Giovanni Volpato』がある。ジョヴァンニ・ヴォルパートはエングレービングや陶芸家で、カノーヴァの友人であった。ジョバンニの娘ドメニカはカノーヴァの恋人でもあり、カノーヴァ自身が制作費を出し心をこめて残した作品である。ネオクラッシック様式
教会内
バロック様式。フランチェスコとカルロ・フォンターナ設計。1714年完成。3廊式
Giovanni OdazziのAngeli ribelli Tridimensionaleは必見。空から落ちてくるように見える。
天井
18世紀の金彩と漆喰装飾とバチョのフレスコ画『フランチェスコ修道会の勝利』1707年。
主祭壇
主祭壇の大きなPala は18世紀のDomenico Mulatori ジャコモとフィリッポが描かれているのは、クリプタに墓がある。
左廊
クレメンテ14世の墓碑 カノーヴァ作
1789年 左側廊の端にある
墓碑
Cardinal Bessarione 墓碑
granduca Leopoldo di Toscana 墓碑
ミケランジェロ Michelangelo Buonarroti 墓碑
メディチ家(Cosimo de' Medici)によりフィレンツェのサンタ・クローチェ教会へ隠して運ばれる前、1564年に没後、ミケランジェロはここに眠っていた。
右廊
サン・ボナヴェントゥーラ礼拝堂
アントニアッツォ・ロマーノ『聖母子(無原罪の御宿り)』
15世紀
ベッサリオン枢機卿礼拝堂 Cappella di Bessarione
アントニアッツォ・ロマーノとメロッツォ・ダ・フォルリ監修 フレスコ画装飾
フレスコ画装飾
1467年? 1464 e il 1465 ? 装飾の中心は聖母のイコンで、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会にあったビザンティン美術のイコンの複製(現在はサン・アントニオ礼拝堂所蔵)
venerdì e sabato: ore 9-12
ブログ
公式サイト
wikipedia
Roma Segreta
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