ボマルツォ Bomarzo
かつてはエトルリア人やローマ人が支配したエトルリア南部のトゥーシア地方にあり、ウンブリア州に隣接している。先住人はもっと古いアジアのMeoniや、Rinaldonianiだと言われている説があるが解明されていない。
オルシーニ公の怪獣庭園があることで有名な村。
★ ボルゴ 中世の村
▼ オルシーニ宮殿 Palazzo Orsini
ピエトロ・ダ・コルトーナ監修のフレスコ画があるオルシーニ宮殿(Palazzo Orsini)は、16世紀に建設、18世紀に改修された。現在は役所として使われている。
1519年、オルシーニ公(Giovanni Corrado Orsini)がシエナの建築家バルダッサーレ・ペルッツィ(Baldassarre Peruzzi)に設計を依頼。
▼ ドゥオーモ(Chiesa di Santa Maria Assunta)
大聖堂。
小さな教会(Chiesa di Santa Maria della Valle)(Chiesa di San Anselmo)が見どころ。
陶器や銅を使う職人がいる。
Mugnano in Teverinaという小さな村、
エトルリアのピラミッド Piramide Etrusca di Bomarzoもいつか見学。
★ 怪獣庭園 Parco dei Mostri(Bosco Sacro)
1547年に所有していたオルシーニ公の依頼で造られた庭園。ピッロ・リゴーリオ設計のバロック様式。うっそうと茂る草や木の間から不気味な怪物たちが突然姿を現す。35個のオブジェを探して散策する。
ヴィチーノ・オルシーニ(Vicino Orsini)の領土であったが、1954年にジョヴァンニ・ベッティーニ(Giovanni Bettini)が所有し、荒れ果てていた庭園を修復整備。一般公開。正式名称は、聖なる森。
▼ 地獄の口 Bocca dell'inferno
オルクス(l'Orco)と言う、ローマ神話に登場する死の神、人喰い怪人の口。高さ6m。凝灰岩を彫って作られた。唇に赤く“Ogni pensiero vola(直訳:すべての考えは飛ぶ)”と彫られている。内部にはテーブルとベンチが設置されている。
▼ 緑のイモリ Proteo Glauco
青ざめるプローテウス
▼ ドラゴンとライオン Drago con leoni
▼ ヘラクレスとカークス Ercole e Caco
▼ ネプチューン Nettuno
▼ ペガサス Pegasus
▼ 水瓶広場 Piazza dei vasi
▼ セイレーンとライオン Sirena
▼ 寺院 Tempietto
▼ 亀 Tartaruga
▼ スフィンクス Sfinge
▼ 傾く家 Casa pendente
▼ ハンニバルの戦象 Elefante Annone
象が塔を担ぎ、ローマ人を抱えている。1514年3月、ポルトガル王のマヌエル1世からレオ10世への貢物だった象のアンノーネがモデル。
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▼ オルシーニ家の紋章
熊と薔薇。
ブログ
参考
Wikipedia
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