カンピテッリ広場の噴水 Fontana di piazza Campitelli


カンピテッリ広場にある、1589年のジャコモ・デッラ・ポルタ(Giacomo della Porta)設計でポンピリオ・デ・ベネデッティ作の噴水。この地域の貴族で少なくとも300スクーディの資金を出し合い設置したCapizucchi家、Albertoni家、Muti家、Ricci家の紋章と、1500年代に流行ったロバの耳を持つ怪人のマスケローネがついたデザインのトラヴァーチン製の八角形の水受け。フェリーチェ水道が通る。

ジャコモ・デッラ・ポルタは、同じゲットー地区の、ベルニーニ作有名な亀が付いた噴水の設計にも参加した。

サンタ・マリア・イン・ポルティコ・イン・カンピテッリ教会の真ん前にあった噴水だったが、1679年にオデスカルキ家のインノケンティウス11世の命で、現在の位置に移設されたとされている。もうひとつ反対側に同じ噴水を設置するつもりだったが実行されなかった。

1927年に建築家ラッファエーレ・デ・ヴィ―コにより、1993年にも修復が行われた。


カンピテッリ広場は” Campus Teli”現在のイタリア語で”campo della freccia” つまり、”弓矢の場”という意味から来てる。ローマ帝国時代の”Colonna bellica”というこの街一番高い柱があり、戦争開始宣言をするため弓矢を敵に向かって打つ場所があった。

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2016.10


EDICOLANTEのイタリア小さな可愛い街の旅行記とコラム

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