アルパカータ、もしくはアルパカーザの塔 Torre Arpacata o Arpacasa

ローマ・カンポ・デ・フィオーリ広場と、ビシオーネ広場の角に、アルパカータ、もしくはアルパカーザの塔(Torre Arpacata o Arpacasa)と言われる中世の塔がある。古代ローマのポンペウス劇場跡があった場所で、さらに時代をさかのぼると、神殿(Tempio di Venere Vincitrice)があった場所である。


このゾーンを支配していたオルシーニ家の1200年代の中世の塔があった。1450年、枢機卿フランチェスコ・コンドゥルメルが塔を組み込んだ初めての邸宅を増築。statue dal cardinal Pietro Reginoの像が置かれたがオルシーニ家の手に再びわたり、1494年、時計塔となった。

建物は1600年代にピオ・ディ・サヴォイア・ダ・カルピ(Pio di Savoia da Carpi)のものに。1800年代には銀行家のリゲッティ家(Righetti)に。

現在はカンポディフィオーリ広場から見える場所にある"アルパカータの塔" と呼ばれる古い時計塔を修復。”時計の塔”とも呼ばれる。 トゥファーラ塔(Torre Tufara)小麦の山の塔(Torre di Monte della Farina)があった場所にもオルシーニ家の城壁があった。

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