カピトリーニ美術館 Musei Capitolini
カピトリーノの丘に建つカピトリーニ美術館(Musei Capitolini)は、コンセルバトーリ美術館、カピトリーナ絵画館、カピトリーノ美術館(新宮殿)の総称。
カピトリーノ広場に面した建物、セナトリオ宮(Palazzo Senatorio)、新宮殿(Palazzo Nuovo),コンセルバトーリ宮殿(Palazzo dei Conservatori)、クレメンティーノ・カッファレッリ宮殿(Palazzo Clementino Caffarelli)内にある。
世界最古の美術館
1471年に、シクストゥス4世それまでラテラノ宮(バチカンに教皇庁が移る以前はここに教皇庁があった)に保管されていた古代ローマのブロンズ像などをローマ市民に寄贈した。建物内部が美術館として公開されるようになるのは1734年、クレメンス12世の時で、世界最古の美術館だと言われている。
1748年にはベネディクトゥス4世によりパラッツォ・デイ・コンセルヴァトーリの3階に絵画館が設置された。20世紀になると、1925年にムゼオ・ヌオーヴォ(新美術館)が、1952年にはブラッチョ・ヌオーヴォ(新翼)が建設された。
0コメント