アポロ・ソシアヌスの神殿 Tempio di Apollo Sosiano
紀元前5世紀には存在していたアポロ神に捧げられたアポロ・ソシアヌスの神殿(Tempio di Apollo Sosiano)は、ローマ中心地のゲットー地区、マルケルス劇場の隣、ポルティコ・ドッタヴィア(Portico di Ottavia)の右に遺跡が残る。
ペスト大流行の後、病を治す霊がまつられていた聖なる森の跡に紀元前433年から紀元前431年の間に治癒の神アポロ・メディクスに捧げられて建てられたと言われている。
紀元前34年にソシウスが全面改築し、紀元前32年に多くの美術品を集め残したガイウス・ソシウス(Gaio Sosio)の名も入れられ、アポロ・ソシアーノと改名された。
隣にはベッローナの神殿(Tempio di Bellona)も建造された。
現在3本残るコリント式の円柱と、フリーズには牛頭装飾とオリーブの花のフリーズがある。
アポロ神殿の正面の角の部分
出土品
★ モンテマルティーニ美術館 Centrale Montemartini
アポロ神殿前にあった像。紀元前425-420年
上図はウィキペディアより
参考
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